2025.6.4
お米の価格は高いまま
備蓄米も買えず、我が家のように困っている家庭も多い事と思います
しかし最近SNSを中心に、備蓄米の放出が決まった途端、
近くの店でブランド米が山積みになっているという投稿が相次いでいます
今まで棚はガラガラいだったのに、一体どういうことなのか?
メーカー、小売り店、両方の経験がある筆者が理由を2つ予想!
備蓄米放出に行列が出来ているという報道
小泉農水相が大臣になってから迅速に備蓄米が随意契約で全国に行き渡り
各地で行列になっているというニュースが世間を賑わせています
そもそも都内などでは棚が空っぽで
高いブランド米でも買えない状況でしたが、その状況が一変したようです
ブランド米が棚に山積みになっている衝撃
そのような状況でしたが、備蓄米の放出に合わせて
急にお米が店頭に並ぶようになりました。
この不自然な状況は、やっぱり色々疑いたくなりますよね
様々な背景を考えて筆者が理由を2つ予想してみます
ブランド米が山積になった考えられる可能性①
備蓄米の放出が決まり、全国で安いお米を買い求める動きが広がりました
一方で古いお米は、味の劣化があったり、炊き方に工夫が必要という報道もなされています
そこで消費者の私たちは2つの選択肢が出来ます
1つは、味が多少悪くても日々食べるものなので安いお米が良いという方
2つめは、毎日食べるんだから多少高くても良いものを食べたいという方
どちらも正解だと思います
そのため、棚にどちらも並べて、比べて販売するという手法を取っているんだと思います
消費者の我々は、1つしか選択肢が無いと納得しませんが
2つ以上ある選択肢の中から自分で選ぶと納得するものですよね
その比較対象として価格の違うお米を並べているという理由が予測できます
ブランド米が山積になった考えられる可能性②
疑った目線で見てしまうと
今までどこかでお米の在庫が止まっていたということ
少しずつお米を出していれば高価格帯を維持し
消費者も、それしか在庫が無ければ買いますよね
その状態を維持しようと少しずつ出していた
しかし、小泉農水相の登場で市場に急激に安いお米が入ってきた
そうなると、今度は売れ残りが発生し損してしまうので
そうなる前に一気に在庫を放出して売り切ってしまおう
備蓄米が売り切れている状態なら、まだ売れると判断したのかもしれません
安心安全のお米が供給されることを願います
安くお米が手に入ることは昨今の物価高を考えれば有難いことですが
一方で、農家の方々のことも考えると
ただ安いだけでは、今後生産を続けていくのは難しくなるかもしれません
農家にとっても消費者にとっても適正な価格で安定したお米の流通が整うことを
今後の小泉農水相には期待しています
コメント